少し前の話ですが、祝日に山の日が増えましたよね。おかげでこの祝日コラムを書く日が増えました。笑
カタツムリデザイン代表、ミズカミです。こんにちわ。
つい先日、事務所を引っ越しました。カタツムリデザインを創業して、3つ目の事務所になります。
新しい事務所に引越す喜びと、慣れ親しんだ事務所を離れる寂しさで、ここ数日はなんだか変なテンションでした。笑
あまり過去は振り返らないクチなのですが、なんとなく前の事務所のことや創業当時のことなんか思い出したりしていました。
まだまだ会社としては若く、決して大きな会社でもありませんが、お客さまやスタッフ、パートナーの方々…、とにかく人に恵まれここまでこれたと、ひとつの節目を噛み締めておりました。本当に感謝です。
長々と語れる程、歴史があるワケではありませんが、今日はカタツムリデザイン創業時から現在に至るまでのお話を少しだけしてみましょう。
これからWebデザイナーになりたい方や、起業したい方の参考に、多少なりともなれれば嬉しいです。
1つめの事務所:創業時
カタツムリデザインは僕がひとりではじめました。それまで勤めていたWeb制作会社を辞めたことを機に、最初は自宅で作業していましたし、フリーランスっぽい感じでしたね。
当然、自分しかいないワケですから、デザイン、コーディング、ディレクション、事務、経理etc..すべて自分ひとりでやっていました。特に、諸々の事務手続きや経理・会計関係は、不慣れなことも多かったため、友人・知人に色々と助けてもらえたのが本当にありがたかったです。
ちなみによく聞かれますが、カタツムリデザインと名づけた理由、カタツムリデザインの意味は、過去記事を是非見てみてください。
創業時に書いた記事:カタツムリデザイン名前の由来
お恥ずかしながら、計画的に独立したワケでは決してなかったので(この時点でひとさまの参考にはならない気がしてきた…)、最初からお仕事があったわけでもなく、友人の会社や、お店のホームページをつくらせてもらうことが唯一のお仕事でした。
やりがいはあるものの、当然それだけでは、食べていけません。時間だけはとにかくたくさんありましたので、なんとか自社のホームページから集客できるよう、日々改善を繰り返していましたね。
そんな中、自宅ではなかなか集中することも、オン/オフの切り替えもできず、フリーランスにありがちな悩みを抱えていたところ、たまたま後輩の子が事務所として使っていたアパートに転がり込ませていただきました。「どうせやるなら理想にこだわり、とことんやってやろう!」と個人事業ながらも、フリーランスから制作会社へと意識がかわったのはこの頃です。
僕達のような仕事は、場所を問わず、それこそカフェで仕事したりもできるワケですが(今でいうところのノマドワーキングですね)、少しでも家賃を払うことで、何か覚悟のようなものを自分の中に生み出したかったのかも知れません。
最初のこの事務所は残念ながら日当たりも決して良くはなく(居候のくせに図々しい笑)、冬は毛布を羽織り、震えながら仕事をしていました。今となっては良い思い出です。
2つめの事務所
だんだんと自社のホームページからお問い合せやご相談をいただくようになり、ちょうど創業から1年たった頃から、少しづつ仲間も増えていきました。事務所も手狭になり、アパートから広めのマンションへ移転。2~3年はここで頑張ろう!と思ったのを覚えています。
そうそう、はじめて「人を雇うことへのプレッシャー」も良い経験になりました。
そして、創業してちょうど2年たった4月8日、個人事業主から株式会社へと法人化しました。この頃には自分含めて4名、社員に対し、しっかりとした福利厚生や待遇面での充実をはかっていきたいということと、社会的信頼性を上げるためです。
ちょうど同じタイミングで、会社を設立されるお客さまがみえたため、登記関係の手続きについても色々と教えていただけたことは、本当に幸運でした。
会社設立時に書いた記事:後悔しない社名を決めるため、考え抜いた7つのポイント
いい意味で目標は前倒しとなり、移転後約1年半で、このマンションから離れることになります。
3つめの事務所:今
そして今日からまた、新しい事務所で心機一転、業務再開。
将来性も考え、人数の割にかなり広めのオフィスを借りたので、だいぶ持て余していますが、2年程かけて、この事務所もいっぱいになれるといいなあと思い、社員みんなで事業計画を立てています。
今いる社員はもちろん、将来仲間になる人たち、そしてお客さまにとっても過ごしやすい事務所にしたいですね。
また落ち着いたら写真もアップします。
こうして少し振り返ってみると、とにかく「人」に恵まれているなあとあらためて思います。お客さまはもちろん、社員やパートナーの方々。いつまでも感謝の気持ちを忘れずにいたいですね。
ではまた次の祝日、秋分の日(の翌営業日)に。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。