「やっぱりスマホサイトもつくった方がいいのでしょうか？」
早速結論を言いますと「つくった方がいい」です。
PC用のホームページだけつくったとしても、スマートフォンでアクセスすればもちろん見られます。
では、なぜつくった方が良いのか、その理由をお話しますね。
みやすさ・使いやすさ
まずは、非常にシンプルなお話から。
PCとスマホではディスプレイの面積がまったく違います。
PCサイトのみの場合、スマホではそのまま縮小されて表示されます。
厳密にはつくり方にもよるのですが、
- 画像や文字が小さくて読みにくい
- ボタンが小さくてタップしにくい
等の問題が出てきます。
せっかくアクセスしてもらっても、上記のストレスから、すぐに閉じられてしまったり、じっくり読んでくれる可能性が下がってしまいます。
検索順位への影響
スマートフォンに対応した文字サイズ、ボタンサイズ等になっているかどうか、Googleは判別できます。
その結果、ユーザーのために、きちんとスマホ用になっているサイトの方が、検索順位も上がりやすいです。
以前は、PCで検索した場合はPCサイトの内容で検索順位を判断、スマホで検索した場合はスマホサイトの内容で検索順位を判断していました。（そのため、PCで検索した場合とスマホで検索した場合とでは検索結果が違うこともよくありました）
現状では、PCで検索してもスマホで検索しても、スマホの検索順位に準拠します。
つまり、仮にスマホで見る人がすくない、PCで見る人がほとんど、というようなホームページだったとしても、スマホサイトをつくっておいて損はない、ということになります。
もちろん検索結果は、スマホに対応しているかどうか、だけで決まるわけではありませんが、検索順位を重要視するのであれば、無視することはできません。
逆にスマホサイトをつくらなくても良い場合
以上の理由から基本的にはどんなホームページであれ、スマホに対応しておいた方が良いのですが、強いて言えば、
- BtoBであり、PCで見られることがほとんど
- 検索も気にしない、社名でヒットすれば充分
といったケースであれば、PCサイトだけでも良いかと思います。
ただ、みなさんご存知のとおり、スマホの普及率は上がる一方。
個人宅では、PCがない、あってもほぼ開かない、といった人もどんどん増えていきます。
総合的に考えて、やはりあった方が良いことには間違いありません。
