カタツムリデザイン代表のミズカミです。こんにちわ。
突然ですがあなたは、「ホームページ」と「他の販促物の違い」をご存知でしょうか?
細かいことを上げると色々ありますが、一番の違いは「アクセス解析ができること」これに尽きます。
例えば「チラシ」と比べてみましょう。チラシ場合、このチラシがどのくらい効果があったのかは、非常にわかりづらいです。30,000枚配って何人来客したか、くらいはわかるかもしれませんが、どこを改善すればもっと効果が出るのか、ってやっぱりわかりづらい。
チラシが悪いっていうワケではありませんよ。チラシはチラシで良い面も当然あります。チラシとホームページでは、担う役割、できることが違う、今日はそんなお話です。
そもそもアクセス解析って?
ホームページへ訪れた人がどんな行動をしているのか、どんなページを見ているのか、解析することです。ホームページへ「アクセス解析プログラム」を埋め込んでおくことで、データを収集することができます。簡単に言うと「ホームページへ訪れた人の足あと」のようなモノですね。
この「アクセス解析プログラム」にも、色々な種類がありますが、一番有名なところで言えば、Googleが提供している「GoogleAnalytics」というサービスがよく使われています。
どんなことができるの?
アクセス数(ホームページへ訪れた人数・回数)はもちろん、どんな経路でホームページへ訪れ(Facebookからリンクをクリックしたとか検索エンジンから検索してきた等)、どんな行動をしたのか(どんなページをどれくらい見ているのか)等々、さすがに個人を特定できるようなことはできませんが、実に様々なデータを分析することができます。
例えば
わかりやすい例をひとつ挙げてみましょう。
ホームページのゴールのひとつ「お問い合わせフォーム」。とにかくお問い合わせをして欲しい、そういったホームページであれば、いかにこの「お問い合わせフォーム」からお問い合わせしてもらうか、が重要なワケです。
カタツムリデザインのホームページもそうですね。まずはお問い合わせしていただき、お打ち合わせなどを経て、お仕事をご依頼いただくことになりますから、とにかくお問い合わせしていただかないことには、何もはじまらないワケです。
[例:分析]
お問い合わせフォームに、まったくアクセスがない、というデータがあったとします。TOPページはたくさん見られてるけど、肝心のお問い合わせフォームへ、誰も移動していない。
[例:仮説]
ひとつの仮説として「どこをクリックすればお問い合わせへフォームへ行けるのかわかりにくい」ということが考えられます。
[例:改善]
仮にそうだとすれば、「お問い合わせフォームへのバナーを目立つところに設置」してみれば、よりお問い合わせフォームのページへ移動してもらえるかもしれません。
[例:検証]
この状態で、お問い合わせフォームへのアクセスがどの程度増えるか、アクセスデータを見てみる。増えれば成功、増えなければまた別の仮説を立て、改善・検証を行います。
これはかなりわかりやすい例ですが、こういったことの繰り返しです。こういった改善をし続けることで、よりホームページの効果が高くなっていくワケですね。
話を冒頭のチラシのお話に戻すと、こういった分析・検証までは、他の販促物ではなかなか難しいですよね。ホームページならではの特性と言えます。
まとめ
僕たちはホームページ完成後も、こういったデータを分析しながら、仮説を立て、改善・検証を行い続けています。その結果、よりお問い合わせがくるようになったり、より商品が売れるようになったりするんですね。
逆に言うと、こういった「アクセスデータの活用」をしないのであれば、ホームページをつくる意味、リニューアルする意味は半減してしまう、と言っても過言ではありません。
ホームページのオープンはあくまでもスタートというワケです。
ではまた次の祝日、体育の日(の翌営業日)に。